[ ものづくり ] 自由研究タイトル草木染めでチャイコフスキー2017年冬の自由研究
作品説明
去年の夏から冬の自由研究は草木染めと決めていました。藍染の本を読み、草木染の世界に興味を持ったからです。でも、市販の藍染料を使って染めるのでは面白くありません。昔の人みたいに生活の中にある身近な自然素材を使って染めるのが『りん流』です!そして、チャイコフスキー作曲のピアノ曲「四季」(1~12月までの12曲)を題材に、そのイメージを草木染めで表現しました。
用意するもの
染色布(さらし、豆乳) 染色材料(巨峰の皮、ブルーベリー、いちご、黒豆煮汁、コーヒー出がらし、ナスの皮、玉葱の皮、紫キャベツ、ウコン粉、パセリ、ピーナツの皮) 媒せん剤(みょうばん、酢、重曹、さびた鉄) 絞り染め材料(ボタン、ビー玉、割り箸、輪ゴム、糸) その他(ミキサー、鍋、すり鉢、洗濯ネット、計り、刺繍糸、ミシン)
工夫したところ
①染色材には、捨てるはずの野菜の皮など身近にある材料を利用⇒『もったいない』の有効利用です! ②12ヶ月の季節を表現したピアノ曲を心で感じ、自分なりのチャイコフスキーの世界を創り上げました。
むずかしかったところ
青と緑の染色液を作り出すのが大変。青→ベリーから出た紫の液に手を加え、何とか青紫に。 緑→紫キャベツとパセリから緑の液が出たが布には色が付かず。 化学染料のような鮮やかな色を出すのは難しい。
その他の写真
さらしにビー玉をくるみ輪ゴムで留めて染色液につけると、まるい模様のできあがり!「1月~炉ばたで」の曲では、この技法を使って火の温もりを表現。ベリーの柔らかい紫と合わせて、冬の幸せな時を作り出しました。